重要
※2018年11月20日
本日のアップデートで相手が投げる前にストレート系か変化球かをテイクバックや足を上げるタイミングで見分けることが出来なくなりました。
記事内でストレート変化球の見分けに関する内容が多くの記事に記されていますが、修正が入ったのでその点はご理解の方お願いします。
それにより各選手の攻略法が変わってくる部分はありますが、変化球の打ち方などまだ参考になる部分はあると思いますので、少しでも参考になるような記事、また新たな発見などがあった場合記事にしていきますので今後とも本サイトをよろしくお願いします。
プロスピA Ver8.2.0アップデートによる配球の変化など
プロスピAで昨日(2019年5月22日)Ver8.2.0アップデートがありましたね。
昨日まだ情報がそこまで多くない中で僕の感想などを記事にしましたがあれから1日が経ち情報収集のため普段2,3試合程度のリアタイを15試合くらいやりました。
昨日の記事で紹介しきれていない、昨日時点ではまだ知らなかった情報なども試合をする中で多く得られました。
今後減りそうな配球や、今後増えそうな配球、投手など様々なことが僕なりに予想できました。
というわけでVer8.2.0のアップデートによる配球の変化など僕が感じたことを紹介していきます。
スライダーカットボール
まずは何と言ってもスライダーカットボール配球についてです。
昨日の記事でも書きましたが、回転に変化があり見分けがしやすくなったという方がかなり増えたそうです。
僕個人としては元々見分けが出来るので影響はなかったのですが、球の球威が以前よりも感じられにくくなったので見分けの要素が1つ減り特に以前よりも見分けがしやすくなったということは感じませんでした。
ただ感覚として見分けがしやすくなったというのは感じないものの、ヌルっとした変化になったため反応打ちが以前よりもしやすくなったかな?という印象を若干受けましたね。
今回のアップデートでスラカット配球が弱体化したか?と言われると僕みたいにそんなに見分けの難易度は変わっていないという方もいると思います。
なので完全な弱体化とも言い難いですが、少なくとも以前よりも見分けがしやすくなったという方アが増えたので使いにくくはなったかもしれません。
ですがスラカット配球が完全に使えないというわけでもないような気もしています。
確かに以前よりも使いにくくはなりそうですが、しっかりと対戦相手の反応を見ながら以前よりも他球種の割合を増やしたりしながら配球を組み立てればまだまだ使える配球だと思います。
以前までは何も考えなくてもそこそこ抑えられたのが、しっかりと考えないと使いにくい配球に変化したと言えるかもしれません。
僕はスラカットピッチャーを実験や検証以外では使わないので特に影響はないですが、そう言った意味では配球が以前よりも面白くなるかと思います。
以上がVer8.2.0アップデートによるスラカット配球の変化です。
最後にこれまでスラカットが使える投手の判断基準としてスライダー、カットボールのそれぞれの球威関係というのをこれまで何度か紹介してきています。
簡単に言えばスライダーとカットボールの球威が同じ、もしくはスライダーの方がカットボールよりも球威が高い方が見分けがしにくいよと言う内容です。
今回のアップデートからこれに加えて、スライダーとカットボールが第一スライダー系球種か、第2スライダー系球種かも判断基準になってきます。
今回のアップデートで同一方向2球種の2球種目の回転量が減るという内容があります。
回転量はスライダーよりもカットボールの方が多く、これもスラカットの見分けの材料にもなっていました。
今回からチェックしてもらいたいのは第2スライダー系球種がスライダーの投手は以前よりもさらに見分けがしやすくなるということです。
元々回転量がカットボールよりも少なめのスライダーの回転量がさらに減ることで見分けがしやすくなるのは説明するまでもないでしょう。
これによって大きな影響を受けたリアタイでよく見かける投手が
・菅野選手
・大瀬良選手
・小川選手
こんなところです。
この他にもまだまだいそうですので、今後はスラカットが使えるかどうかの判断基準としてスライダーが第一スライダー系球種か第2スライダー系球種かもチェックしておいてください。
もちろん上記の3選手を含む投手達がが今回のアップデートで使えなくなったというわけではないですが、第1スライダー系球種がスライダーの投手に比べると今回のアップデートによる影響を大きく受けるということです。
ちなみに第2スライダー系球種がカットボールの場合は、影響は受けるもののそこまで大きくないのかなという印象です。
シンキングSFF
シンキングファストとSFFを組み合わせた配球によって田中将大選手が一気にリアタイ環境トップの投手になったというのは記憶に新しいかと思います。
田中選手を一気に環境トップまで強力にしたシンキングSFF配球はもうそこまで強力な武器にはならないかと思います。
と言うのも、そもそも回転が全く違い、似ている似ていないだとか、見分けどうこうというレベルではなくなってしまいました。
田中選手はアップデート前の強いイメージがある分かなりの弱体化というイメージも強くなるでしょう。
田中選手を今後使う際は一応個々の球種は強いものがあるのでシンキングSFFのように2択要素が強い配球ではなくうまく配球を考えながら使っていく必要がありますね。
ツーシーム、フォーク
今後新しく出てきそうなのがツーシームとフォークを使った配球ですね。
フォークの回転がSFFに似るようになったため以前から有名なツーシームSFF配球に似たような配球がフォークでも出来るようになりました。
今回のアップデートで最も大きく配球やリアタイ環境が変わりそうなのはこのツーシームフォーク配球なのかな?と僕は思っています。
と言ったものの、ものすごく強力か?と言われると強いと言えば強いけども、過度の期待は良くないとも同時に思いました。
比較対象とされるのはやはりツーシームSFF配球ですが、フォークはSFFに比べてやや球速が遅いです。
なので見分けの材料がツーシームSFFよりも多い分見分け自体はやや簡単になります。
おそらく慣れてしまえばツーシームSFFよりもかなり簡単に打てるかと思いますし、ツーシームSFFよりも慣れやすいのもツーシームフォーク配球の特徴です。
ですが、そうは言っても配球の幅が広がったことには変わりないです。
ツーシームフォークを投げられる投手の活躍の場は今後のリアタイ環境で増えていくかと思います。
フォークSFF
フォークの回転がSFFに似たことにより、フォークとSFFを組み合わせた配球が使えるのでは?という質問がものすごく多く来ました。
実際にアップデート後リアタイをしてみるとフォークSFFを投げられる則本選手と3試合マッチングしたことから、やはりフォークSFFを今後使っていく方や、使えるかどうか試している方が増えたのかと思います。
フォークSFFに関してですが僕個人としてはそんなに強くはないと感じました。
則本選手のフォークSFFですが僕は初見で簡単に見分けが出来ました。
またもしこのフォークSFFが変化量に差が大きくあるのであれば話が変わってきそうですが、現状フォークSFFを投げられる投手ですと変化量に差を大きく出せる投手はいません。
なので見分けが出来ないという方でも2択勝負で勝てば打てるのはもちろんですが、変化量に大きな差がないので最悪ファールで逃げることも出来るかと思います。
このあたりはボール球を使いながらうまく配球をしていけばある程度対処できますが、以上の点から現状登場しているフォークSFF投手がアプデ前の田中選手みたく一気に環境トップまで強くなることはないと思います。
とは言え則本選手をはじめ、フォークSFFが投げられる投手が以前よりも使いやすくなったことは間違いないでしょう。
これを機に使ってみて使えそうなら今後も使っていくというのはアリだと思いますよ。
またツーシームSFFフォークが投げられる投手としてオリックスの東明選手(2019年S1)がいます。
まだBランクまでしか出ていませんが、意外と使ってみると面白い投手かもしれませんね。(まだ僕も使っていないので責任は取れないのでその点はお願いします)
また、フォークSFF見分けの仕方に関しては一応KONAMIさん側もリアタイの環境を少しでも変えようといろいろと考え、今回のアップデートに至ったと思うのでアプデ直後である現在に多くの方が目にするこの場で紹介するのは今はやめておきます(僕が過去に書いたテイクバックでの球種判断の例もありますので)
フォークSFFの見分けの仕方に関してはしばらくの間は僕のTwitterのDMでのみお伝えする形にします。
ツーシームSFFの見分けが以前から出来ていたという方であればおそらく見分けは出来るようになると思いますので、見分け方法に関してはDMでのご連絡をお待ちしています。
TwitterはプロスピAリアルタイム対戦攻略情報という名のアカウントですのでご気軽にご連絡ください。
シンキングファスト、サークルチェンジ
次はシンキングファストとサークルチェンジ配球です。
この2球種は今回のアップデートで回転が限りなく似るようになったため、以前まででは聞いたこともやっている方もほぼいない配球ですが新しく出てきそうですね。
ただし、こちらもものすごく強いかと言われるとそうでもないという印象です。
というのも、例えばサークルチェンジの変化量がものすごく大きかったらこの配球は強いと思います。
ですが現状この配球が出来る投手として代表的なのは
・ダルビッシュ選手
・山岡選手
この2名くらいです。
この2選手ともサークルチェンジも、シンキングファストもそこまで変化量が大きくないため、回転が似ていても変化量に差が出せません。
なので同じような回転でタイミングを外して打ち取るというような使い方にどうしてもなってしまう点で以前のスラカットのような強力な配球にはならないと思います。
ですが要所でうまくこの配球を混ぜたり、シンキングファスト、サークルチェンジ以外の球種でのタイミングを意識させながら使っていけばそれなりに使える球種かなとも思います(今後慣れる方が増えたら分かりません)
スラカットのようにポンポンと多投できる配球ではないですが今回のアップデートで今後新しく増えそうな配球になりそうですね。
同一方向2球種
佐々木選手や永川選手、西口選手や有銘選手などの同一方向2球種が武器の投手も今回のアップデートの影響を受けました。
同一方向の変化球は第2球種がの回転量が減るため、以前よりも見分けがしやすくなったことで上記の4投手を含む投手達も使いにくくなったと言えます。
とは言え、スラカットが今回のアップデートで受けた影響に比べると、同じ球種が2つというてんでまだ何とかなるかなとも思います。
アプデ前はこれら4投手を絶対的なエースやリリーフとして起用していた方も多いかと思います。
スラカット投手同様完全に使えなくなるわけでもないですが、以前のようにいかなる場面でも安心して投げさせられる投手ではなくなるかもしれませんね。
多くのプレイヤーが慣れてきたらまた環境も変わりそうです。
あと同球種2種投手ではないのですが、今回のアップデートで同一方向2種投げられる投手で使いやすくなった投手としてロッテの石川選手がいます。
スラカットなどは回転数だけでなく回転自体も大きく変わった印象がありますが、シンカーはそんなに影響を受けていないと感じました。
また、石川選手の場合第2シンカー系球種が高速シンカーであり、今回のアップデートによって高速シンカーの回転量が減ります。
石川選手のシンカー、高速シンカーの見分けの方法として、回転数というのも大きな判断材料でしたが、高速シンカーの回転数が減ったことによりうまい具合に回転数が似るようになりました。
球速での見分けも出来るのですが見分けの材料が1つが難しくなったという点で以前よりも石川選手が使いやすくなったと思います。
ただこちらも大幅強化されたわけではないので使用しながら使えそうならば使っていくという形をおすすめします。
Ver8.2.0アップデート後の個人的な感想
最後に僕が今回のVer8.2.0アップデートを終えて感じた感想をまとめたいと思います。
まず一番大きいのはやはりスラカットが以前よりも大きく使いにくくなったことですね。
これによって大きくリアタイ環境が変わることは間違いないですし、スラカットを今後使う際はこれまで以上に慎重に配球を考えていく能力が必要とされます。
また様々な球種や新しい配球などが強化されて今後増えていきそうですが、個人的には今回のアップデートで前回の田中将大選手みたいにある投手が急激に強くなるみたいなことはないとも感じました。
まとめるとある特定の球種を持つ投手やある特定の投手が圧倒的な強さにならず、使える球種を増やしたことでいろいろな投手が活躍できる環境になった。
今回のアップデートはこんな感じだと思います。
今回のアップデートでこれまで圧倒的過ぎた投手達が影響を受けて、逆にこれまで使いにくい部分もあった投手達が新たに活躍が出来る環境になったと感じます。
そのうえで新しい超強力な配球が生まれるわけでもなく、いいバランスで球種強化もされています。
個人的には素晴らしいアップデートになったと思います。